東寺(とうじ)は、京都市南区九条町にある仏教寺院。
平安遷都とともに建立された官立寺院です。
弘仁14年(823年)、真言宗の宗祖である空海(弘法大師) は、嵯峨天皇から東寺を預かりました。
この時から東寺は国家鎮護の寺院であるとともに、真言密教の根本道場となりました。
平成6年(1994年)12月には「古都京 都の文化財」として世界遺産に登録されています。
有名な五重塔は、およそ55メートルで、現在の塔は、寛永12年(1644年)に再建されました。
東寺
東寺は京都駅から南西の方角にあります。
近くに有名な観光地がないので、「東寺に行く!」という目的がなければなかなかいきません。
「○○に行く道すがらにあるから立ち寄ってみようか」とはならない場所。
京都駅から徒歩で15分くらい。
電車の待ち時間がちょっとあるから行ってみようかな、と思っても、「ちょっと」では回りきれません。
なぜならめちゃくちゃ広いからです!
実際に東寺に行くなら、きちんと時間をとってゆっくり拝観するのがオススメです。
東寺の入り口、南大門です。
大きな道路に面しています。
結構迫力があります。
八島殿
南大門から入ってすぐ右手にあります。
金堂
外から見た写真です。
拝観料を払うと中へ入れます。
(食堂の向かいに拝観の受付があります)
それはとても荘厳な大仏様が納められていました。
講堂
こちらも外から見た写真。
拝観料を払うと中へ入れます。
中には21体の仏像(立体マンダラ)が納められています。
なかなか荘厳です。
食堂
無料で入れます。
御朱印が欲しい方は食堂へ。
ここから先が参拝料の必要な場所です。
不二桜
写真は10月です。
桜の季節には桜が咲きます。
緑色の道。
これから紅葉というところで、木々も準備をしています。
五重塔
遠景です。
天気が悪いのが残念。
東寺の五重塔は京都でも最大の大きさを誇ります。
高さは54.8メートル。
5つの階層の大きさがほぼ変わらないのもポイントです。
五重塔
いい写真を撮ろうとしましたら木の方が目立ってしまいました。
東寺を満喫しようと思うなら拝観料(大人500円)が必須。
毎月21日に縁日「弘法市」が開かれます。
大仏が好きな人には東寺がおすすめです。
東寺 御朱印
東寺でいただける「弘法大師」様の御朱印です。
9種類いただけるうち、1ついただいてきました。
目の前で御朱印を書いていただけます。
とても達筆で、感動しました!
これスタンプじゃないんですよ。
実際に御朱印帳に書いていただいたんです。
すごいです!!
※最新情報は公式ホームページをご確認ください。
東寺 アクセス
【所在地】〒601-8473
京都市南区九条町1
【正式名称】金光明四天王教王護国寺秘密伝法院
【創建年】延暦15年(796年)
【拝観時間】
3/20~9/19 8:30~17:30 受付終了17:00
9/20~3/19 8:30~16:30 受付終了16:00
【拝観料】
金堂・講堂・五重塔
大人500円
高校生400円
中学生以下300円
※特別公開時は別途異なる
【アクセス】
近鉄京都線 「東寺駅」(徒歩10分)
JR東海道本線 「京都駅」(徒歩15分)
※最新情報は公式ホームページをご確認ください。
東寺 近くの観光スポット
京都駅
徒歩15分
東寺 ひとり旅した感想
いつでも行けると思っていて、なかなか行けなかった東寺。
五重塔を近くで拝見するには拝観料が必要だと、現地にて知りました。
これはちゃんと調べていかなかった自分が悪い……
仁和寺の五重塔の拝見にはお金が掛からないので、ここでお金がかかるのに少し驚きました。
筆者は東寺には詳しくはなく、1回しか行ったことがありません。
しかも今回は受付終了ぎりぎりくらいに行ってしまったので、ゆっくり回れませんでした。
そして後悔。
ここは「ちょっと廻ろう」では周れません。
たっぷり時間をとって、ゆっくり周るのがいいです!
全部周りきれませんでしたので、またゆっくり拝観しに行こうと思っています。
もっとゆっくり仏像が見たいです。
今度行くときは、絶対もっと時間をとります!!